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日英における飲食業の違い
イギリスに来て、初めて外国で働くということを経験しました。
ワーキングホリデー先では、やはり飲食業に就く人が多いと思います。
言葉の問題があるので、いきなりオフィスで働く人は少数でしょう。
これは、ワーキングホリデー先と、日本ではまったく別の職業に就く人も多いということです。
わたしは、日本でも飲食業で長く働いていたので、
今日はその違いについて書いてみようかと思います。
イギリスの飲食業で働きだした当初まず驚いたのが、
飲み物やお料理を持っていったとき、お客様が必ず「 Thank you. 」と言うことです。
どんなに雰囲気が怖そうなお兄さんでも、言います。
実に100%です。
大した事じゃないようで、これは最大の違いと言っていいかもしれない。
日本で長く働きましたが、
飲み物をお持ちして「ありがとう」と言う方がどれだけいると思いますか?
結構少ないです。
スーパーマーケットのレジ。
イギリスでの基本的な流れは、
自分の順番がきたらハローと挨拶し、支払いのときにサンキューで、帰り際はグッバイです。
日本では、店員さんだけが一方的に言葉を発し、
下手したらお客さんは何も言わずに終わる事もあり得ますよね。
個人的には帰り際「ありがとう」は必ず言いますが、
最初はどうでしょうね。
いきなり「こんにちは」はちょっと不自然でしょう。
わたしはコンビニなんかでは「お願いします」でしょうか。
働いている立場からすると、イギリスの方がこの点は断然気分がいいですよね。
自分のサービスに対して反応がありますから。
それでは、店員としての違いはどうでしょうか。
イギリスの飲食業ではたくさんの外国人が働いているので、
「イギリス人の店員は」とも言いにくいですが。
まず服務規程が日本とずいぶん違います。
これはお店にもよると思いますが、
一番分かりやすい例を出すと、
日本のホテル従業員は、染髪・アクセサリー・マニキュア等は禁止だと思います。
従業員は耳や額に髪がかからないようにしています。
イギリスでは銀行の窓口のお姉さんが、顔にタトゥーがあって驚きました。
日本では面接の段階で不採用になると思います。
いくらその人が優秀でも顔にタトゥーがあれば、就職の選択肢はかなり絞られるのが現実でしょう。
わたしが現在勤務しているホテルのレストランでも、染髪・アクセサリー・マニキュアは特に禁止されてはいません。
もちろん、何でもいいという訳ではないので、夜にクラブに行くときのような大きくて派手なピアスを勤務中にしている人はいませんが。
マニキュアも、たまに濃紺とか赤とかしてる人もいます。
最初は驚いたけど、特に注意されてもいないので、いいんだと思います。
色々な人種が集まるイギリスでは、髪は何色が地毛なのかは聞いてみないと分かりません。
勤務先のホテルのレセプションに髪が赤のスタッフがいます。
日本のホテルで受付の人の髪が赤、はあり得ないですよね。
勤務態度の違いはどうでしょうか。
これは個人的な印象だけど、イギリス人は勤務時間が終了したら、すぐに帰る。
仕事が3時までだったら、時計が3時になると仕事終了。
何か途中だったとしても帰る、っていう印象があります。
そうでない人ももちろんいるんですけど、
多くは定時になった途端、エプロン外して「バーイ!」って言う人は多いです。
イギリスは、チップ制度があります。
大抵のお店では、チップはウエイター/ウエイトレスで等分します。
チップは彼らの接客に対して支払われるものだからです。
日本はたいてい時給制だから、店が暇でも大忙しでも、給料は一緒。
となると、暇の方がいいのになーって思ってしまう。
でもチップ制度があると、時給+一部歩合みたいな感じになるから、
忙しくなればチップの割り当てが増える。
良い接客をすれば、その分また増える。
モチベーションの維持にかなり効果がありますよね。
なんといっても現金ですから!
と、まあ少し長くなりましたが、イギリスで少し働いてみた印象を書いてみました。
日本や海外での接客に思う事なども、是非お伺いしてみたいです。
ワーキングホリデー先では、やはり飲食業に就く人が多いと思います。
言葉の問題があるので、いきなりオフィスで働く人は少数でしょう。
これは、ワーキングホリデー先と、日本ではまったく別の職業に就く人も多いということです。
わたしは、日本でも飲食業で長く働いていたので、
今日はその違いについて書いてみようかと思います。
イギリスの飲食業で働きだした当初まず驚いたのが、
飲み物やお料理を持っていったとき、お客様が必ず「 Thank you. 」と言うことです。
どんなに雰囲気が怖そうなお兄さんでも、言います。
実に100%です。
大した事じゃないようで、これは最大の違いと言っていいかもしれない。
日本で長く働きましたが、
飲み物をお持ちして「ありがとう」と言う方がどれだけいると思いますか?
結構少ないです。
スーパーマーケットのレジ。
イギリスでの基本的な流れは、
自分の順番がきたらハローと挨拶し、支払いのときにサンキューで、帰り際はグッバイです。
日本では、店員さんだけが一方的に言葉を発し、
下手したらお客さんは何も言わずに終わる事もあり得ますよね。
個人的には帰り際「ありがとう」は必ず言いますが、
最初はどうでしょうね。
いきなり「こんにちは」はちょっと不自然でしょう。
わたしはコンビニなんかでは「お願いします」でしょうか。
働いている立場からすると、イギリスの方がこの点は断然気分がいいですよね。
自分のサービスに対して反応がありますから。
それでは、店員としての違いはどうでしょうか。
イギリスの飲食業ではたくさんの外国人が働いているので、
「イギリス人の店員は」とも言いにくいですが。
まず服務規程が日本とずいぶん違います。
これはお店にもよると思いますが、
一番分かりやすい例を出すと、
日本のホテル従業員は、染髪・アクセサリー・マニキュア等は禁止だと思います。
従業員は耳や額に髪がかからないようにしています。
イギリスでは銀行の窓口のお姉さんが、顔にタトゥーがあって驚きました。
日本では面接の段階で不採用になると思います。
いくらその人が優秀でも顔にタトゥーがあれば、就職の選択肢はかなり絞られるのが現実でしょう。
わたしが現在勤務しているホテルのレストランでも、染髪・アクセサリー・マニキュアは特に禁止されてはいません。
もちろん、何でもいいという訳ではないので、夜にクラブに行くときのような大きくて派手なピアスを勤務中にしている人はいませんが。
マニキュアも、たまに濃紺とか赤とかしてる人もいます。
最初は驚いたけど、特に注意されてもいないので、いいんだと思います。
色々な人種が集まるイギリスでは、髪は何色が地毛なのかは聞いてみないと分かりません。
勤務先のホテルのレセプションに髪が赤のスタッフがいます。
日本のホテルで受付の人の髪が赤、はあり得ないですよね。
勤務態度の違いはどうでしょうか。
これは個人的な印象だけど、イギリス人は勤務時間が終了したら、すぐに帰る。
仕事が3時までだったら、時計が3時になると仕事終了。
何か途中だったとしても帰る、っていう印象があります。
そうでない人ももちろんいるんですけど、
多くは定時になった途端、エプロン外して「バーイ!」って言う人は多いです。
イギリスは、チップ制度があります。
大抵のお店では、チップはウエイター/ウエイトレスで等分します。
チップは彼らの接客に対して支払われるものだからです。
日本はたいてい時給制だから、店が暇でも大忙しでも、給料は一緒。
となると、暇の方がいいのになーって思ってしまう。
でもチップ制度があると、時給+一部歩合みたいな感じになるから、
忙しくなればチップの割り当てが増える。
良い接客をすれば、その分また増える。
モチベーションの維持にかなり効果がありますよね。
なんといっても現金ですから!
と、まあ少し長くなりましたが、イギリスで少し働いてみた印象を書いてみました。
日本や海外での接客に思う事なども、是非お伺いしてみたいです。
by southend-on-sea
| 2009-11-12 14:00
| 英国
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