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シベリア鉄道にて/3
さっきクラスノヤルスク?という駅に停車した。ロンプラによると、このあたりがモスクワと北京との中間地点。南側に小さいオベリスクが建っていると書いてあるけど、うとうとしていた。わー、と思って廊下に出たんだけど、よく分からない。「もしかするとこれ?」っていう標識みたいなのが目の前を通り過ぎたんだけど、ただの標識かもしれない。まあ、中間地点と言ってもモンゴル経由の距離での中間地点とのことで、今回の満州経由はもうちょっと距離がある。
もう半分、意外にいける。ヘルシンキで会ったフィンランド人兄は「とにかく退屈」と何度も言ってたけど、そうでもない。これは人によるのだと思うけど、休日に外出しないと落ち着かないようなタイプの人にとっては退屈だと思う。休日は家で何もせずにぼーっと過ごすのが好きなタイプの人は大丈夫。もちろんわたしは後者。
エジプトのルクソールで一緒に滞在していた日本に住む外国人チームのうち3人も2年前の夏にシベリア鉄道モンゴルからモスクワまで乗ったらしいけど、1人のアメリカ人は「最後は疲れ果てて、そういう時に食べたくなるのはスニッカーズだ」と言っていた。
話が逸れるけど、エジプトでルクソールから砂漠ツアーに出発する前、男性陣がやたらと「スニッカーズを買わないと!」ばっかり言ってて、わたしは「今ダイエット中だからスニッカーズなんて必要ない」って強く言ったのに、上記の理由から「絶対に最後にはスニッカーズ持って来ればよかった!って泣くぞー」みたいに言われた。
で、彼らは6人分と称して20本ものスニッカーズを購入した。本当はもっと買いたかったらしいけど、在庫がなかったとのこと。
で、最終的にわたしが食べたスニッカーズは2口。ちょっと1口頂戴〜、って言って2回もらった。20本は、多分ほぼチーム・アメリカが食べたんだと思う。摂取カロリーを考えると恐ろしい。
わたしはエジプトからロシアまでお腹の具合は常に快調。強靭な胃を持っている!
実はエジプトで6人中2人が砂漠ツアーの道中、かなり深刻にお腹を壊した。彼らが食欲ゼロでげっそりする中、わたしは通常通りだった。「わたしの胃はアイアンストマック(鉄の胃)なのよ」と言っておいた。
エジプトでも水道水飲んでた。東南アジアで鍛えられたのでしょうか。思えば子供の頃も家族でわたしひとり平気、というパターンが何度かあった。生まれつきのアイアンストマックなのかもしれない。そういえば西洋人男性チームは歯磨きをミネラルウォーターでしていたのだ!どんだけセレブ!
ということで、今回シベリア鉄道だけれどもスニッカーズは特に買っていません。好きだけど、あんなの車内で食べてたら太るに決まってる。
シベリア鉄道で一番の悩みと言われる、シャワー。
うーん、シャワーがないのもそんなにまだ気にならない。冬だからかしら。サモワに行けばお湯があるので、蒸しタオルで身体を拭くことくらいはできる。髪の毛を洗うのは難しいけど、そんなに汗もかいてないからまだ気にならない。出発の前の日の夜に洗ったし、髪の毛が長いから普段から毎日は洗わないし。
何が何でも洗いたい場合は洗面台で洗えると思う。冬でもサモワのお湯と工夫したりして。
食べ物は、最初の2日くらいはパンを食べてた。先に食べないとカビが生えると思って。今日はもうパンがないので、お湯で作るポリッジにバナナを入れたりして食べてる。美味しい。脱脂粉乳を持って来ればよかった。そうすると紅茶にもコーヒーにもポリッジにも使えた。
日本から直接シベリア鉄道に乗る場合は、それこそ色々な食べ物があるでしょう、今。お味噌汁やカップスープは当然のこと、ご飯なんかもあるよね、お湯で戻すタイプの。中国も長距離列車が多いので、列車フードは充実しているのかもしれない。
さっき最後のケフィアを飲んだ。ケフィアは停車駅でも買えそうだけどね。コンパートメントに置いていると暖房のせいで発酵が進むのか、パックが膨張してきたので飲むことにした。冷やして飲もうと思って車両連結部にケフィアを1時間ほど放置したら、ほどよく冷えた。ケフィアは美容に良いと聞くんだけれど、継続して飲まないとだめなんだろうな。ケフィアはヨーグルトと味の区別がほとんどつかない。
明日9日はいよいよ、バイカル湖の湖岸を通過するので楽しみ。一部、ほんとうに湖岸ギリギリを通る景勝ポイントがあるようなので、寝過ごしたりしないようにしたい!
そして明後日10日は国境越え。国境越えは軽く半日かかると聞く。出国審査や入国審査はもちろん、この車両のゲージをすべて中国側のゲージに変更する必要がある。中国の方が狭いらしいです。
いつの間にか日本との時差−2時間の場所まで来ている。−2時間というとちょうどバンコクと同じ。ここはもうアジアなんだろうか。
それではこのあたりで。
17 p.m. 8th March / day 4
by southend-on-sea
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